デジタル簡易無線機を実際に試してみたい、という皆さまから
好評の体験モニターキャンペーン。
今回は、地域の防災活動に取り組む城廻自治会自主防災隊様に、
モニターに応募された目的と感想をうかがいました。
高低差のある丘陵地帯で、
はたして十分な通信品質が確保できるのか・・・
![お客様のご紹介[ 団体名 ]城廻自治会自主防災隊[ 所在地 ]神奈川県鎌倉市[ 世帯数 ]約360世帯](../images/report/report2-image1.jpg)

押川 様 城廻自治会では、昭和52年(1977年)の設立以来、先輩方のおかげで、消防ポンプや発電機をはじめさまざまな備品が整えられてきました。防災という観点からこれらの活用方法について模索していたところ、あの東日本大震災が発生し、危機感が一気に高まって『自主防災隊』を発足させることになりました。災害時の通信手段についても、つながると思っていた携帯電話が、まったくつながらなかったという教訓から、情報伝達のために何かもっと確実な方法がないかと考えていました。

江上 様 私たちは、直下型地震が発生した場合でも、この自治会のエリアで建物の倒壊などが起こる可能性は比較的低いと考えています。従って自宅で待機する住民のみなさんが多いであろうと想定しています。その場合に心配なのは、外部から情報を得るための手段がなく、この地域が孤立してしまうことです。

大本 様 もともと自分自身がアマチュア無線をやっていたこともあり、非常時の通信手段としてはトランシーバーが良いかなと思っていました。しかし、私たちの住む地域は丘陵地帯で高低差があるため、実際にトランシーバーを使って有効性を確かめてからでないと購入できないと考えていたところ、ケンウッドの体験モニターの募集が目に止まり、さっそく自治会と相談のうえ応募することにしました。
